「環境ホルモン対応策で質疑」

糸満市6月定例議会



〜沖縄タイムス1998/06/28朝刊・市町村〜

 糸満市6月定例議会(伊敷幸明議長)一般質問で25日、環境ホルモンについての質疑があり、市は、国・県の指導を待って対応策を検討する姿勢を示した。玉城ノブ子議員(共産)と大城美智子議員(公明)の質問に答えた。
 学校給食や保育所で使用している食器・ほ乳瓶の安全性について、二人がただしたのに対し、市当局は、環境ホルモンとして危険性が指摘されている「ポリカーボネート」製食器が利用されている、と明らかにした。市立保育所のほ乳瓶については、ガラス製を使用するなど、環境ホルモン関連製品の使用はない、と答弁。
 対策について「環境ホルモンは人体への影響が解明されておらず、対策は国・県の指導を待ち、対処したい」とした。

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