「基準値下回る県内の焼却施設周辺」

県が初のダイオキシン調査

〜沖縄タイムス1998/07/14朝刊・社会〜

 県文化環境部は13日、県内5カ所で初めて実施した大気中のダイオキシン調査結果を公表したが、いずれも環境庁が定めた指針を下回った。
 環境庁の補助事業で行った大気中に含まれるダイオキシン調査は、今年3月、規模の大きいごみ焼却施設などダイオキシンの発生源とされる周辺(発生源から焼く2.5キロ地点)3カ所から含む5カ所で実施した。その結果は0.015〜0.26ピコグラムTEQ と環境庁が示した0.8ピコグラムTEQ を下回った。
 本エンドは、県が独自に前年度実施の発生源周辺3カ所を継続調査するほか、環境庁が新たに6カ所を定め、風向きとの関連も考慮し四季ごとに調査する。
 地下水調査は、今年3月に不適切な施設として公表された一般廃棄物の最終処分場22カ所で実施する予定。いずれも、廃棄物から出る汚水の処理施設がなかったり、地中へ染み出さないための防止施設のない処分場で、県内の全施設31カ所の7割にものぼっている。
 大気調査を所轄する県環境保全室の波平俊彦室長は「県民の関心が高い。限られた財政状況での対応だが、今後も環境の状況把握に努めたい」としている。

[調査地点および結果]
単位:ピコグラム−TEQ/ノルマル立方メートル
測定場所・地点名 測  定  日 平均
毒性換算濃度





那覇市中央公園 3/10〜11 3/11〜12 0.033
0.041 0.024
コザ保健所 3/10〜11 3/11〜12 0.130
0.180 0.074





南風原町
社会福祉センター
3/10〜11 3/11〜12 0.053
0.090 0.016
沖縄市
農民研修センター
3/10〜11 3/11〜12 0.260
0.330 0.190
北部合同庁舎 3/17〜18 3/18〜19 0.015
0.015 0.015
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