ダイオキシン汚染−県議会でも取り上げる



〜〜ダイオキシンで不完全燃焼〜〜

 22日の県議会決算特別委員会で、ごみ行政について厳しく執行部側を追及した伊波洋一氏(結の会)。「ごみ焼却場からのダイオキシン発生が全国的に問題になっている。焼却温度を800度以上にして完全燃焼させないと、ダイオキシンが発生するといわれている。県の対策はどうなっているか」と質問。これに平良健康環境保険部長がカドミウムやPCBなどの焼却場関連の調査項目を挙げ「県として調査しているが、現在のところ心配すべき状況にはない」と回答。肝心のダイオキシン対策には具体的にふれずじまいで、肩すかしを食らった格好。伊波氏の意気込みは不完全燃焼のまま。

〜琉球新報1998/01/23朝刊〜

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