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Q14. ダイオキシンは、廃材を燃やしただけでも発生するのでしょうか?

私は、工務店をやっています。
ダイオキシンは世間でも騒がれているので、非常に興味があります。
うちには、焼却炉が有り、現場で出た廃材等を燃やしています。
しかし、材木以外は一切燃やしていません。

(1998/04/23−N氏)

A14.廃材を燃やしても発生します。特に木材になにかしらの塗料や防腐処理等がしてあれば尚更です。

ダイオキシンは、炭素(C)水素(H)酸素(O)塩素(Cl)のどこにでもある元素の特殊な結びつきで出来上がるのです。つまり何を燃やしても、塩素(Cl)を含んでいればダイオキシンは発生するのです。

ただ、800度以上で燃焼すると、発生量は著しく減少します。

しかし、衛生面などを考えると燃やさざるをえないゴミの種類もあり、 この種類別危険度などは、現在どの機関(厚生省)でも未調査です。

廃材等は細かく破砕して、堆肥化するとか、土に埋めるとか、 800度以上の高温で燃やすとか(この場合CO2が発生します)すれば、 ダイオキシンの発生を防げますが、なるべく燃やさない方法で処理が 出来ると良いのですが。

各自治体で処理法が違いますから、一度訪ねてみては如何でしょうか。



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